11月1日に生きがい文化センターにてピアノと木管五重奏による「室内楽の夕べが開催されました。これは、生きがい文化センターの開館を記念して平成4年から続くもので、地元在住の真保響さんが札響のメンバーを中心としたメンバーとのアンサンブルです。
以前は弦楽器とのアンサンブルもありましたが、吹奏楽をやっている学生に身近に感じてほしいと、最近は管楽器とのアンサンブルが多くなっています。
また選曲も以前はクラシック一辺倒でしたが、多くの方に親しみやすい曲ということで、真保さんが自ら編曲したポップスや時には演歌も取り入れています。
そして、このコンサートをきっかけに、オーボエやホルンのメンバーとのデュオ・コンサートが開催されるなど、生の音の良さを伝える努力が伺えます。
今年で15年目となり、「また同じ人のコンサートか」という声も聞かれますが、毎回趣向を凝らした内容は、まったく違う感動を受けます。
真保さんに限らず、深川には地元を大切にして活躍している音楽家がいます。これからもがんばってほしいですし、応援したいものです。