1/27アートホール東洲館新春恒例の、ピアニスト真保響さんと札響オーボエ奏者岩崎弘昌さんによるコンサートが開催されました。
このコンサートの魅力は、真保さん自ら編曲による演奏と、親しみやすいおしゃべりです。
通常クラシックのコンサートでは、作曲者が作った出版されている楽譜により演奏されます。そしてポップスになると様々な編曲により楽譜が出版されていますが、聞き応えのあるものとなると、探すのは中々大変です。
その点真保さんの場合は、自らのテクニックを十分発揮させた編曲を自ら行っての演奏なので、他では味わえない、そして他の演奏家には演奏できない内容なのです。
また、ソロ楽器とピアノでの演奏となると、通常ピアノは伴奏の形が多くなるのですが、本来はデュオ(二重奏)なので同等に聞けるはずなのです。真保さんの演奏は、まさにデュオそのものです。(時にはピアノが目立ち過ぎることもありますが・・・)
演奏家(特にクラシック)は、演奏することが主なので、このように自ら編曲できる方は貴重な存在です。
そして、そのレパートリーは演歌も含んだとても幅広いもので、多くの聴衆を楽しませてくれます。
まだ聞いたことのない方は次の機会を逃さず、ぜひ聞いてみてください。