「み・らい」の運営受託している深川市舞台芸術交流協会(舞芸協)が設立して5年が経過、この間盛んに公演が開催され喜ばしい一面、公演スケジュールを見ると偏りがあったり、複数事業が重なったり、もう少し調整ができないものかと感じます。
9月は13日にコンサート、翌14日には演劇公演と主催事業が連日続きます。10月5日には舞芸協主催の事業が「み・らい」と生きがい文化センターで重複してあります。
更に10月末から11月にかけては市民による文化事業の総括ともいうべき「文化総合芸術祭」が生きがい文化センターで開催されるのにも関わらず「み・らい」では同じく市民が出演する「市民音楽祭」やミュージカル公演が行われます。主催は違うものの芸術祭を主管する文化連盟事務局と舞芸協の代表は同じ人で、両団体の関わりは深いはずです。
せっかくのいい企画も重なると観客が分散したり、日程が近いと行きたい公演を逃してしまうこともあるでしょう。もう少し調整はできないできないものでしょうか。
折しも舞芸協は「プロデューサー講座」なるものを盛んに実施しているようですが、このような調整をして一連の事業を組み立てるのがプロデューサーのあるべき姿です。数回の講義で身につくものではありませんが、すでに団体設立から5年を経過し、多くの経験を積んでいるはずです。真のアート・プロデューサーに早くなってほしいものです。
コメント
コメント一覧 (10)
公演を招致する場合、ツアーものはその日程の関係でずらすことができないものもありますが、それなら重複しないようどちらかを選べばいいのです。
主催団体が違えば日程が重なってもしょうがないですが、同じ団体なら調整は可能のはずです。
私も企画する場合は、近くの事業をリサーチして日程を決めます。
あまり多くない客層を取り合いすると、個々の公演が寂しいものになってしまいます。
もっと広く深川の芸術文化を考えていただきたいです。舞芸協にはそういう責務があると思うので、一層のレベルアップを期待します。
芸術祭は1年前には日程を決めているので、十分わかっているはずなんですがね。
「市民音楽祭」は高校の吹奏楽と小学生も出るようですが、13日のみ・らいでのコンサートにも小中高の吹奏楽がプロのバンドと協演します。そして15日には同じく小中高の吹奏楽の交歓演奏会があります。同じような内容になってしまっています。
生徒にとって演奏機会がたくさんあることは、それなりに良いことかもしれませんが、顧問の先生は大変そうです。もしかしたら生徒自身にも負担がかかっているかもしれません。もう少し、時期を調整してほしかったですね。
蛇足ですが、私は1980年〜1996年まで前記の「交歓演奏会」の前身ともいうべき「市民音楽祭」を主宰していました。これは当時は中高及び社会人の吹奏楽、そして合唱団等が一同に会し交流するきっかけを作った公演でした。しかし、同じ名称の現在の「市民音楽祭」とはまったく関係がありません。一応申し添えます。
私も「市民音楽祭」の日程と内容はホームページでの情報しか分からないのですが、日程は重なっていますし、出演者の中に一已小は入っているようです。
先生から何の連絡もないというのは、困ったものですね。もしかしたら、しっかりとした企画ができていないのかもしれません。
「この時期にまだ・・」という感じです。それこそプロデューサー力が問われます。
事業を計画する際には、意外と他の事業日程を気にしていない節があります。大事なことなんですけどね。
先日の市議会で、この「深ナビ」で市内の事業を総合的に把握できる役割を果たせないかという質問がされていました。少し意味は違いますが、確かにそのようなサイトがあると便利ですね。
私も微力ですが、公演情報を掲載したサイトを掲載しています。ご活用いただければと思います。
http://www7.plala.or.jp/art_info/