劇場技術者検定が埼玉県であり、自分のレベルアップのため参加してきました。照明・音響・舞台進行とひととおりの実技と共に、劇場に関わる法律も学べた有意義な内容でした。この成果を基にこれからも地域の公演を支えたいと思います。
今回の検定(講習)は私も所属している「日本劇場技術者連盟」の主催によるもので、主に舞台進行スタッフのレベルアップと社会的認知を図るためのものです。
舞台進行であっても、照明や音響のことも知らなければならないので、それらの仕込みから模擬公演を経験しながら技術を取得するものです。また舞台の安全や労働、著作権まで、広範囲な関係する法律の勉強もカリキュラムに含まれています。
そして何より全国から集まった志を同じくする仲間、会場となった埼玉県桶川市民ホールのスタッフとの交流も有意義でした。
このホールとスタッフが大変すばらしかったです。きちんとしたコンセプトの基建設されたようで、随所に工夫がこなされています。そしてスタッフもそれらの基に業務を遂行しており、10年以上経過した現在でも維持されています。私達受講者を暖かく迎えていただき、とても親切な対応と共に、いっしょになってこの研修を運営していただきました。
このようなところは、どこかのホールと大違いです。
この度の受講と試験により私は「第一種劇場技術者」としての認定を受けたと共に、先に掲載した音響セミナーと試験で「1級音響技術者」の認定も受けました。これからも常に自らのレベルアップを図りながら、様々なサポートをして行きたいと思います。

参考リンク:桶川市民ホール