市内在住のピアニスト真保響さんが札響ファゴット奏者の坂口聡さんと、アニスティ深川と吉本病院を訪れ、生の音楽をプレゼントしました。みなさん滅多に聴けない生の演奏、特にファゴットという珍しい楽器との出合いにとても喜んでいました。
演奏のお二人は普段クラシック音楽を中心に全道で演奏活動をしていますが、生の演奏に触れることの少ない人たちに生の音の良さを知ってもらおうと、ここ数年続けている活動です。
聴いていただく対象が高齢者が多いため、プログラムは普段と違って唱歌や民謡、そして演歌が中心です。お二人の軽快なお話しを挟みながらの進行で、特にファゴットの坂口さんは「まるで今日は演歌歌手になった気分です」と会場を沸かせていました。
もちろん最後にはクラシックも演奏しましたが、それまでの雰囲気づくりで、聞き慣れない曲でも楽しんで聞けたようです。
私もお二人の意気込みに賛同して、パンフレットデザインや両会場の準備、音響でお手伝いをさせていただきました。一般的なコンサートのサポートも意義がありますが、このような場面のサポートも楽しいものです。