今やさまざまな印刷物がパソコンで作られていますが、私がパソコンを始めたきっかけもコンサートのチラシを自由に作るためでした。Windows3.1の時で15年程前です。当時はワープロ全盛で、それでも色々できたのですが、レベルアップを目指してみました。
パソコンでは色々なフォントを使って変化をつけたり、イラスト入れたりできたのですが、当時のワープロソフトは今程多機能ではありません。もちろんプリンターは白黒です。自分が目指したことをやるには、DTPソフト(AdobeのPegeMaker等)が必要であることがわかったのですが、当時は業務用のソフトでとても高価で手が出ませんでした。
そしてWindows95になった頃、安価で使いやすいDTPソフトを見つけました。それが画像の「パーソナル編集長」です。業務用ソフト並に多機能でバージョンアップ毎に更に機能が充実し、現在も気に入っており、私が作るチラシはほとんどこのソフトによるものです。
また、ある団体の方がとてもセンスのいいデザインをしているので、使っているソフトを聞くと「ラベルマイティ」というソフトでした。私も使ってみたところ、これも安価で確かに使いやすいのですが、慣れた「パーソナル編集長」の方が思うように作れます。
これまで様々なチラシを作りましたが、いくつかのものを連続して作ると何となくデザインが似てしまいます。自分の味といえばそうですが、引き出しの少なさを痛感します。人の作ったもの、特にプロの方のデザインもよく参考にしながら自分の引き出しを増やしたいと思います。とにかく大事なのは道具ではなくセンスですね。

参考リンク:「パーソナル編集長」のホームページ