現在休止となって2年間が経過した生きがい文化センターのパトリアホールですが、様々なところから再開を望む声を聞きます。昨年末には市内で活動している音楽家の方々が市長へ再開の要請を行うなど、再開に向けた気運が高まってきました。
そこで、この度音楽・演劇関係者により「パトリアホール検討会」を立ち上げ、再開に向けた方策の検討を始めました。市の財政上の問題から休止となったホールですから、財政が好転しなければ、いくら要請行動を行っても再開の道は中々開けません。そこで自分達の手で自主運営できないものか道を探るものです。もちろんそのためには市の理解もなければ実現できませんので、市との協議も必要となるでしょう。まずは自分達で運営の案をまとめ、その後利用者からの意見も伺いたいと思っています。
まだ第一歩を踏み出したばかりですが、ぜひ注目いただきたいと思います。
生きがい文化センターは、図書館、郷土資料館、そして小ホール(パトリアホール)が共存することをコンセプトとした複合文化施設です。その一つが閉まっていては、施設の存在価値が薄れてしまいます。再開に向けて頑張ります。