私がサポートしている市外でコミュニテーFMラジオ放送しているグループが、いつもと違う地域の放送局に出向いて単発ではありますが放送してきました。様々な地域のコミュニテーFMがどのように地域振興と関わっているのかの調査研修と、深川の情報を発信するのが目的です。そのため、今回市の「地域づくり調査研修・交流事業助成金」を受けての実施であり、実際コミュニティーFM局が地域とどのように関わり役割を果たしているのか、また地域振興への思いなど、とても勉強になりました。その意味で、この助成制度を受けれたことは良かったと思います。
しかし助成金の支出方法に私は疑問を感じました。助成金は全体経費の3分の2以内なのですが、その半分が何と市内でしか使えない商品券での支出なのです。対外的な研修なのに市内でしか使えないものでは使い方が限られてしまいます。場合によっては今回参加したメンバーが商品券分のお金を出し、商品券を受け取る。これでは実質的に助成基準外の自己負担分と同じで、結局負担が増えていることにならないでしょうか。
制度の目的と、その手法が乖離しているように思えてなりません。