先日ある吹奏楽団からお手伝いを頼まれて、老体に鞭打ち若者達に混じって演奏してきました。最近は所属するオーケストラでも稀にしか演奏しないので、練習日程の多さと時間の長さで結構きつかったです。でも本番後は心地良い疲れでした。
オーケストラではメンバーの殆どが社会人のため頻繁な練習は出来ないので、週1回の少ない練習を集中して行い、それまでの積み重ねは個人の責任に委ねられています。
吹奏楽の場合は、社会人も多いのですが年齢層が若いためか、できるだけ練習に参加できる機会を増やすようにするためか、練習は頻繁で1日おき。そしてメンバーが揃う時間が遅いために、練習終了も11時近くになります。
どちらの方法が正しい訳ではなく、それぞれの団体での運営方針によるものだと思います。
しかし、ある程度の年齢になると、様々な用事があり(家庭もあります)そう頻繁な練習時間を取るのは難しい状況があります。それまでに培った経験を基に、短い時間に集中してやるしかなく、それが自分のペースになります。
そんな個人差や年齢差による取り組みの違いを押し付け合うと、時々衝突もおきます。
吹奏楽やオーケストラは、とても大きな団体行動ですが、お互いの差を認めつつ、純粋に一つの音楽を仕上げることが大事です。この度も、回りは私のやり方を認めてくれたし、私も出来る範囲で回りに合わせました。だから、最後には心地よい音楽を奏でることができました。
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