最近は美術館でもよくコンサートが開催され、深川のアートホール東洲館でも7〜9月にかけて精力的に取り組まれています。通常は美術館の雰囲気に合わせて静かなプログラムが多いのですが、8月9日はジャズカルテットの熱いビートが繰り広げられました。
今回演奏したのは、札幌のライブハウスを中心に活躍しているサックスを中心としたグループで、7月の札幌シティ・ジャズのオープニングを飾った注目されるメンバーです。
実はこのグループと多少親交のある私が東洲館と共催で招聘したもので、深川では中々聞く機会の少ないジャズをぜひ深川の人たちに広めたかったものです。
プログラムは、スタンダードジャズを中心に「上を向いて歩こう」も演奏され、とても親しみやすい内容で、多いに楽しんでいただけたと思います。
宣伝力が小さいため、どれだけのお客さんが来ていただけるかと不安でしたが、70人近くの方に来ていただき、意外なファン層に驚きました。熱烈なジャズ通の方は、深川でジャズは滅多に聞けないので、「何が何でも行くよ」と心強い声に、とても勇気付けられました。
最近は、札幌を中心にジャズ、クラシックに限らず、多くのコンサートが開催され、交通の便も良いところから、出かけて行くことも多いと思います。しかし、地元で開催する意義を改めて感じました。
来ていただいた方々、本当にありがとうございました。また、いい音楽をみなさんと一緒に共有したいと思います。
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