ポータブル音楽プレーヤーはCDやMDウォークマンからiPodを代表するメモリープレーヤーに変わりつつあります。
録音メディアについても、とうとうメモリーカードに録音してくれるホールが現れたそうです。
同じデジタルでも次々と変わります。
以前にも掲載しましたが、オープンテープからカセット、そしてDAT、CD-RやMD、そしてハードディスクからメモリーカードへになってきました。
ホールにコンサート等の録音を依頼される場合、最近はパソコンへの取込み易さからCD-Rが多くなっています。
しかし、1枚の収録時間が最長80分であること。あまりないのですが書き込みエラーの心配。パソコンへの取込み速度からくる劣化等のデメリットがあります。
またハードディスクは時間制限がかなり長くていいのですが、レコーダーを持ち込まなければなりません。
一方メモリーカードなら、ホールにレコーダーさえあれば小さなカードを預けるだけでいいのです。(残念ながら我がホールにはまだありませんが)
カードも2Gで3時間収録可能。価格も4千円ぐらいで、もちろん使い回しができます。
会議やインタビュー収録ではすでにICレコーダーが主流ですし、演奏家のリハーサル録りはMDウォークマンからメモリーレコーダーに変わりつつあります。そろそろ我がホールも導入を検討しなくてはならないかもしれません。