先日旭川のホールで演奏する機会があったので、ホールスタッフの方に私の異動について挨拶をしてきました。
私が変わって残念と同時に、担当者が全員変わったことに、これからホールがどうなるか心配していました。他の街のことでも気にしてくれるのですね。
ホールのスタッフは、みんな文化を支える気持ちは同じで、他の街のホールのことでもそれは変わりありません。だから今回のことはとても感心があったようです。顔見知りがいたホールなら、なおさらです。
私は旭川の音楽団体に以前所属しており、その団体のコンサートではステージマネージャーとしてホールスタッフの方々と親しくお付き合いさせていただきましたし、旭川市のコンサート事業もスタッフとしてお手伝いしたことがあるので、信頼関係も深めました。
しかし、それは最初からそうだった分けではありません。お互いが知らない人間なので、どんなことができるのかわかりません。肩書ではなく、経験と実績が大事な世界です。ひとつひとつの舞台を着実にこなし、誠実にそして情熱を持って行った積み重ねの賜物です。また色々なことを勉強させていただきました。
だからこそ、ホールを離れても暖かく迎えてくれるし、心配もしてくれます。ありがたいことですね。
それにしても、やはりホールのプロは今回の深川の状況の問題は分かるんですね。そして旭川のホールで感心が持たれているということは、全道的にも話題になることでしょう。深川ではどうなのかな。