今年のふるさとコンサートを先日開催しました。残念ながらお客さんは少なかったのですが、身近に演奏を感じられる会場の雰囲気と後藤さんの軽快なトークで、とても楽しいコンサートとなりました。
このコンサートのお客さんには、小さなお子さんを連れて来られる方もいますす。そこでプログラムの中にはクラシックだけではなく、みなさんお馴染みのポップスも入れて、生の音楽に親しみを持ってもらえるようにしています。
出演者の後藤さんのトークもお子さんたちを飽きさせない、とても分かりやすいものになっていました。特に後半はクラシックの重厚で長編の曲でしたので、さすがに子どもたちにも飽きが出てきたようでしたが、アンコールでは予定になかった「ポニョ」が演奏され子どもたちは大喜びです。きっとこの1曲でベートーベンもいい想い出に変わったことでしょう。
そんな心使いが会場いっぱいに溢れ、とてもアットホームなコンサートとなりました。
実は予算の関係で会場を昨年までの生きがい文化センターから経済センターに変えたのですが、かえってこのコンサートの性格に合っていたように思えます。
コメント
コメント一覧 (3)
日常では絶対といっていいほど接することの出来ない事業をするのが、行政なんですが・・・
それはさておき、イリスの皆さんも年齢的にも円熟味を増しているところで、非常に楽しみですね!
私も託児がないので不安でしたが、思い切って子どもを連れて行き、本当に良かったと思いました。
もう何度も聴きに行っていますが、イリスの皆さんとぐっと近いところで、親子で楽しめたのは初めて!
子どもたちのために演奏してくださった心使いが
何より嬉しく、とても心に残るコンサートとなりました。
本当にお疲れ様でした・・・。
運営している私たちも、今回は本当にお客さんと演奏者が触れ合う姿を感じられ、その大切さを改めて自覚しました。
商業ベースになるコンサートはいくつもあり、それはそれで大事です。しかし私たちが担わなければならないものは、音楽に親しみ、郷土を大切にする心が宿るコンサートです。
これからもそんな「ふるさとコンサート」を作って行きたいと思います。