市内を拠点に活動するバンド「五番通」が「NHK熱血!オヤジバトル」に出場した記念の「凱旋コンサート」がみ・らいを運営する舞台芸術交流協会の主催で開催されました。
五番通は、全国大会に出場する実力だけあって1時間のステージを楽しませてくれました。
五番通は25年ほど前には、市内で「SounAppeal」というコンサートを続けていました。自分たちの演奏はもちろんですが、近郊のバンドにも呼びかけ活動の場を提供していました。その頃も、いくつかのコンテストに応募していたようですし、音響関係者からは深川にも「レベルの高いバンドがいる」と実力が認められていました。
それから時が経ちましたが、その実力は健在どころか円熟した感じで、1時間のステージをしっかりとした構成で感動させてくれました。
私も五番通のメンバーとは同年代なので、「オヤジ」バンドと呼ばれるのは少し抵抗があります。しかし、安心して聞ける音楽ではあるのですが、さすがに年代を感じたのも正直なところです。でもこれからも聴かせてほしい音楽ですし、特に深川を題材にしたオリジナル曲は、深川の財産です。
今回は舞台芸術交流協会の企画で、とてもタイムリーな開催をしたことは大変評価できると思います。五番通の他に市内のロックバンド「MAX・BET」や1月に旗揚げ公演をした吹奏楽団「Agglomerer」を出演させ、それぞれに頑張った演奏をしていました。しかしバンドと生音の吹奏楽団という構成は疑問ですし、大音量のロックの後に生音は少しかわいそうでした。また、吹奏楽の最後の「おジャラケ」は、このコンサートの性格からすると唖然としました。
ただ、これらは趣向の違いかもしれませんね。