私がサポートしているラジオ番組では、取材にMDを使っているものがあります。編集はパソコンのために、取込みはデジタルケーブルでのリアルタイムで時間がかかりましたが、この度NetMDにて高速取込みが可能になり、作業が効率化できます。
パソコンに音を取り込む場合には、CDは内蔵ドライブですし、ICレコーダーはUSBケーブルで、何れも高速でできます。しかし、同じデジタル機器でもMDからとなると、デジタルインターフェースとケーブルが必要になり、収録時間と同じだけ取込み時間がかかっていました。
そこで色々調べてみると「Net MD」というもので、USBケーブルでの高速取込みができることがわかりました。「Net MD」は2001年からありますが、CDからMDへのダビングをパソコンを通して高速に行うことが主で、MDで録音したものをパソコンに取り込むことはできませんでした。その後2006年に「MZ-RH1」MDウォークマンと「Sonic Stage」というソフトで取込みが可能となりました。今更ですが、このことが分かり遅ればせながら購入し編集に使い始めたところで、作業効率のアップにより楽になりました。
なお、このセットでMDで録りためた音楽をパソコンに取込み、更に「iTunes」に持って行けば、「iPod」に転送することも可能ですので、MDからiPodに乗り換えようとする場合に重宝します。
ただ、3万円ちょっとしますので、そのためにだけに購入するのはもったいないでしょう。オークションサイトでは3千円ぐらいで1週間レンタルもありますので、こちらの活用もいいかもしれませんね。
参考リンク:MZ-RH1の紹介ページ
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