テレビ放映や、すでに新聞報道等でご存じかと思いますが、NHK「熱血!オヤジバトル」本選にて地元バンド「五番通」がグランプリに輝きました。さすが!おめでとうございます。それも地元を歌った曲「五番通」でです。こんな嬉しいことはありません。
3/29に1月に行われた本選の模様がテレビ放映され、かたずを呑んで見ていました。「五番通」の番になると、他のグループに比べあまりにも普段着の飾らない姿に正直田舎っぽさを感じましたが、演奏が始まると、どこよりも洗練されたサウンドに上位入賞を確信しました。結果は予想を超えるグランプリです。
伸びのあるメインボーカル。整ったコーラス。哀愁漂うギターとキーボード。そしてしっかりと支えるドラムのビート。どれを取っても絶品でした。そして何より嬉しいのは、演奏曲が地元を歌った曲だったことです。
この「五番通」という曲は、現在の年齢で作ったのであれば、それなりに分かるのですが、メンバーが20代の頃の曲であるのは驚きです。若い頃は地元より都会に憧れるし、少し斜めに構えて社会を見ているものです。でも「五番通」は最初から地元を大切にしていました。それは結成初期のコンサートを盛んに主催していた時に、他の地元バンドにも出演機会を提供した姿勢にも現れていました。
今回の受賞記念にコンサート開催も検討しています。3月の「凱旋コンサート」は「み・らい」の早い取り組みは評価するものの、施設の機材使用のため必ずしも満足できる環境ではありませんでした。今度こそ「五番通」の音楽を発揮できる環境を提供したいものです。その意味ではパトリアホールは最適でした。特例で開けてくれる粋な計らいはないものでしょうか。

参考リンク:五番通ホームページ