[若さみなぎる第九コンサート」が開催されました。合唱団一般募集なので「若さみなぎる」は吹奏楽の高校生のことでしょう。クラシックの交響曲を演奏する機会は少ないでしょうから、その名の通り高校生にはいい経験になったでしょう。
吹奏楽で楽器をやっていても交響曲に触れる機会はとても少ないものです。場合によっては聞くことも少ないかもしれません。クラシックの曲はどれ一つ無駄な音はなく、特にベートーベン等の古典派はなおさらです。そして交響曲は純粋な音楽の構成に触れることができます。その曲に取り組んだことは、とてもいいことで、これからの活動にぜひ生かしてほしいと思います。
きっとこの演奏に際し、「第九」をCD等で何度も聞いたと思います。これ契機にクラシック音楽に一層興味をもって、実際のコンサートにも足を運んでほしいと思います。
演奏の内容は別として、このような意欲的な取り組みをしていることは大したものです。本番を迎えるまでの運営の苦労も大変だったでしょう。しっかりとした地盤を築きながら頑張ってほしいものです。
ところで、深ナビ、北空知新聞、そしてパンフレットの市長の挨拶に「吹奏楽で道内初」という言葉がありました。きっと主催者がそのようなプレスを出しているのでしょうが、吹奏楽では3年ほど前に旭川の自衛隊が、高校生でも同じく旭川で全楽章で演奏されています。知らないはずがありません。正しい情報を出してほしいところです。
コメント
コメント一覧 (4)
知らないから、と言うより判らないから書くんですよ〜。知ってたら書きませんから〜〜〜。
みんなそれぞれ専門分野があるので、この程度はまぁ、許容範囲でしょうネ。
でもまぁ、文字に書かれると残ってしまいますから責任は残りますけど・・。そういう私もぼったさんの指摘があるまで初だと思っていましたから。
学生も含め出演している人たちは、みんな誠実に取り組んでいるのに、正しい情報が伝えられないのは残念です。
旭川商業高校と旭川東高校の第九はごく最近のことですし、あのときはソリストも旭川東高校出身の学生だったと思いますが。
今回の演奏会はかなり無理があったのでは?と思いますね。
第九は日本ではよく歌われていますが、非常に難しい曲であることには間違えないと思います。
あと、この演奏会は有料の演奏会です。
そのチケット代に見合った演奏なのかというと難しいところです。
お金を取って演奏会をすることの難しさをもっと感じていただきたい。
今度このようなイベントをやるのであれば、合唱も母体となる合唱団(深川にも混声合唱団があるのですから)を中心とした体制を作り公募する形を取らねばならないんじゃないですかね?
知っている人はちゃんと分かりますよね。その辺主催者の思惑を勘繰ってしまいます。
この演奏会は確かに大変だったようです。高校生も他の行事をこなしながらで大変だったようです(本当は「第九」に絞るぐらいは必要とは思いますが)。
合唱は一般団体はあり出演していましたが、主体にまでなるのは難しく一般参加と同じぐらいにしかなっていないと思います。アマチュアの「第九」は音楽団体が中心というより、イベント的要素が強く、残念なこともよくあることです。
演奏内容については私も感じるところはありますが「チケット代に見合った」という点は、アマチュアの演奏会に求めるのは少し酷だと思います。とにかく、この先に向けて検討を重ねて向上させてほしいですね。