[若さみなぎる第九コンサート」が開催されました。合唱団一般募集なので「若さみなぎる」は吹奏楽の高校生のことでしょう。クラシックの交響曲を演奏する機会は少ないでしょうから、その名の通り高校生にはいい経験になったでしょう。
吹奏楽で楽器をやっていても交響曲に触れる機会はとても少ないものです。場合によっては聞くことも少ないかもしれません。クラシックの曲はどれ一つ無駄な音はなく、特にベートーベン等の古典派はなおさらです。そして交響曲は純粋な音楽の構成に触れることができます。その曲に取り組んだことは、とてもいいことで、これからの活動にぜひ生かしてほしいと思います。
きっとこの演奏に際し、「第九」をCD等で何度も聞いたと思います。これ契機にクラシック音楽に一層興味をもって、実際のコンサートにも足を運んでほしいと思います。
演奏の内容は別として、このような意欲的な取り組みをしていることは大したものです。本番を迎えるまでの運営の苦労も大変だったでしょう。しっかりとした地盤を築きながら頑張ってほしいものです。
ところで、深ナビ、北空知新聞、そしてパンフレットの市長の挨拶に「吹奏楽で道内初」という言葉がありました。きっと主催者がそのようなプレスを出しているのでしょうが、吹奏楽では3年ほど前に旭川の自衛隊が、高校生でも同じく旭川で全楽章で演奏されています。知らないはずがありません。正しい情報を出してほしいところです。