昨年末に劇団四季の専用劇場が再び札幌にできると報道がありましたが、先日の道新ではその場所と年末の開館という更に具体的内容が掲載されました。
再び道内で常時ミュージカルが観れるという、とても楽しみなことです。
劇団四季が道内で最初に専用劇場を作ったのは1991年のキャッツ・シアター。その後同じJR札幌駅構内にJRシアターを作り、「オペラ座の怪人」「美女と野獣」等のロングラン公演を1999年まで続けました。
私もその頃初めてプロのミュージカルを観て、すっかりはまり込んでしまいました。何度も札幌まで通い、JRシアターで公演された作品はほとんど観ていますし、とうとう東京までも観に出かけました。
「美女と野獣」は道内公演より先に観ましたし、東京はやはり通なお客さんが多く、ツボを心得ていてノリがとても良く、感動が倍増しました。北海道もミュージカル文化が浸透し、段々とこのようになるのを夢見ていました。
JRシアターは札幌駅の建替えの関係もあってか残念ながら1999年に幕を下ろしました。その後は新たな札幌駅に入るとか、道立劇場の構想に入るとかいろいろな噂がありましたが、なかなか実現には至らなかったようです。
その間劇団四季は巡回公演で毎年道内での公演を続けました。旭川での公演を観に行ったことがありますが、構造上舞台と客席の一体感に欠けるところがあり、専用劇場の再開を心待ちにしていたところです。
それがいよいよ実現します。今から心が踊ります。

参考リンク:劇団四季ホームページ