市内在住のピアニスト真保響さんは通常のコンサートの他に、病院や施設に出向いての慰問演奏活動も盛んに行っています。5/27には札響のファゴット奏者坂口聡さんと第一病院と市立病院を訪れ、患者さんに生の演奏を届けました。
真保さんも坂口さんもクラシックの演奏家ですので、普段はクラシック音楽を演奏しています。
でも慰問演奏ではできるだけみなさんが知っている曲を取り上げています。特に入院患者さんは高齢者が多いということで、今回は演歌や水戸黄門のテーマなどを演奏し、みなさんに大変喜ばれました。
中でも唱歌の「村祭り」ではみなさんに手拍子で参加してもらい、聞くだけではなく、このようにいっしょに音楽に参加できると楽しさが一層高まったようでした。
このような演奏を可能にしているのが、真保さんのオリジナル編曲です。今回もただでさえ聞く機会の少ないファゴットという楽器で、演歌を聞けるなんて他ではありえません。これからも応援したい活動です。