楽しみにしていた劇団四季の北海道での常設劇場「北海道四季劇場」が会員向けにプレオープンしました。早速最初の演目である「エビータ」を見てきましたが、久々に観た劇団四季のミュージカルでしたが、主役の野村玲子さんを初め第一線のキャストが揃い、さすがにすばらしい舞台になっていました。
さて、劇場の規模ですが、客席が994席なのですが、同規模の劇場に比べると舞台間口は12m程と狭く、とても密度の濃い舞台が繰り広げられます。これは「み・らい」が16m、旧市民会館が14mなので、いかに狭いかわかるでしょう。(実はパトリアホールより少し広い程度です)それなのに大規模な舞台装置が転換されるのはすごいことです。きっと限られた土地の中で舞台袖を広くし必要最小限の舞台にしたのでしょう。
そして舞台の高さが間口とほぼ同じ、奥行きは18mととても深く、とても立体感があります。
一方客席はなだらかなワンスロープです。一番奥までは25列で舞台までは約25mしかないそうで、舞台がとても近く感じ、舞台との一体感があります。700席弱の「み・らい」もほぼ同じなので、千席弱でこの近さは驚きです。
今月いっぱいは会員向けのみの公演ですが、3月下旬に「ライオンキング」でグランドオープンです。きっとこれから様々なミュージカルが上演されることでしょう。とても楽しみですね。
参考リンク:劇団四季ホームページでのシアター紹介
コメント
コメント一覧 (2)
1/22からライオンキングのチケットが発売開始になります。ぜひ行ってみてください。生の舞台はいいですよ。
なお、このような専用劇場でも地方ではバックの音楽だけは生ではありません。しかし、東京はキャッツを除き生のオーケストラなので、一層いいですよ。もし東京に行くことがあれば、ぜひ足を運んでみてください。