ピアニストの真保響さんと札幌交響楽団のメンバーによりアートホール東洲館で開催しているコンサートシリーズ「トリオコンサート」。いつも真保さんの編曲により、変わった編成で公演しています。中でも3月に開催したホルン、チューバ、ピアノという他ではあり得ない編成の公演は、意外にも好評で8月28日に再演となりました。前回好評だけあって、今回は会場からあふれそうな程の盛況で、みなさん不思議な響きに包まれ心地よい一時を過ごされたようです。
それぞれの独奏もあったのですが、元々はそれぞれの独奏曲だった曲までもこの編成に編曲しての演奏もあり、真保さんが如何にこの編成に陶酔しているのか分かります。お客さんには、この編成のオリジナル曲に思えたはずです。
今回聞きそびれた方で興味のある方は、11月25日に名寄で公演するそうですよ。また、深川では20年近く続けている「室内楽の夕べ」が10月8日にあります。木管五重奏との公演で、そちらも楽しみですね。