納内神社祭に合わせて野外映画会が行われています。毎年子供たちが大画面に映される映画を真剣なまなざしで魅入っています。
私が生きがい文化センターに勤務していた頃、市民映画会という事業を行っていました。その一環として、文化センターだけではなく、地域でも映画に親しんでほしいと思い、移動映画会という事業を年1カ所づつですが各地区行っていました。その中で納内で実施する際に、昔ながらの雰囲気で神社祭りに野外でやってほしいという要望を受け上映したのが始まりでした。それ以来、納内では自主的取り組みでこの野外映画会をもう5年も続けています。
文化センターからの呼びかけがきっかけとなって、このように事業が続いていることは、とてもうれしいことですし、地域の方々の熱意には感心させられます。私も配給会社との仲介や映画選定でずっとサポートさせていただいているのは、このようなすばらしい地域の方がいるからです。
設備が整った現代の映画館やホールで観る映画から比べると、必ずしも環境は良くありません。しかし、地域の方々がお菓子をくばったりして、昔の素朴な雰囲気づくりをしてくれています。だからこそ子供たちは真剣に観ていますし、今回は最近では珍しく最後には拍手も鳴りました。この雰囲気をずっと続けてほしいものです。
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