日本音響家協会北海道支部が主催して「ギターピックアップセミナー」が札幌であり、行ってきました。講師は道内を拠点のグループ遠音等のギタリスト曽山良一さんでした。
ギターを演奏する人なら必ず関係するピックアップですが、私のような音響スタッフにとっては分からないところも多く、とても勉強になりました。
その中でとても印象に残ったのは、ピックアップについてより演奏者とスタッフの関係です。
曽山さんは、若い頃音響スタッフの方の方が年上で中々スタッフさんとのコミュニケーションが取れなかったそうです。どんな場合もいいコンサートを作るには出演者とスタッフが一緒になって取り組むことが大事で、出演者はスタッフさんと積極的に話しをしたいので、スタッフからも遠慮なく声をかけてほしいとのことでした。
そう言えば、アマチュアからすると昔ホールの方は怖かった。今はそのようなところは少なくなりましたが、どんな催しでも一緒に作って行く気持ちの大切さを改めて思い起こされました。
私も普段そのように努めているつもりですが、時々怒りたくなったり、いいかげんな気持ちになる時もあります。肝に銘じなければなりません。
ただ時々そのように接すると、出演者から「余計なお世話だ、好きにやらせろ」と言われることもありました。大抵無謀なことをやっている方に多いのですが、この兼合いはなかなか難しい。