市の財政問題で休止しているパトリアホールの今後の運営について、市の提案に対する文化連盟の検討結果が先日の総会にて決議されたと、新聞報道がありました。内容は、あくまでホールの再開を求め、総合芸術祭はこれまでどおりパトリアHで開催するというものでした。
さて、市が提案していたパトリアHを会議等に限っての再開、あるいは廃止というのは、本当に残念な選択です。しかしながら、わが町に2つのホールを運営する財政力、またそれを必要とする利用者がいるかどうかを考えた時に、必ずしも肯定的には考えずらい状況です。ましてや経済センターという施設もあり、そこも有効に活用できる環境があります。
(ただ、経済センターについては、所管する市の部署には、文化活動利用への理解が乏しいところがあるのは残念です。)
そして、これら文化活動をする人の高齢化、所得水準の低下を見ると、ホール使用料負担は軽くはありません。深川のホール使用料は他市に比べ高い訳ではありませんが、市民にとっては重いのです。その意味でも、今回市が提案した代替え案としての「み・らい」の使用料軽減策は、とても有益なものだったと思います。
それが今回総合芸術祭にこだわった文化連盟の判断により、全て御破算になってしまったのです。そしてこれから必要となるだろう「み・らい」の改修も、どうなるかわかりません。この町で2つのホールの改修が本当に可能かは、非常に疑問です。
また文化連盟は、これまでにパトリアH再開のための具体的な活動をしてきたのでしょうか。ただ単に総合芸術祭開催の優遇を受けていただけではないのでしょうか。真に地域の文化振興を検討しているのでしょうか。
未だに混沌とする文化施設の状況が、もどかしくてなりません。そして無計画に2つのホールを作り、維持できなくなった行政の責任はとても重いと思います。