6月21日深川出身若手アーティストと円熟のピアニストによる「トリオコンサート」、超満員のお客様にお越しいただき、盛会のうちに終了しました。みなさんありがとうございます。
お客様からも満足と感動のお言葉をいただきましたし、出演者からは初顔合わせでとても刺激的でいい経験になったと言われました。この企画の趣旨が十分発揮されたと嬉しく思っています。
私は地元にいるにもかかわらず若い頃はクラス会の幹事とかできるだけ避けたいと思っていたものです。でもある時期から、みんな右も左もわからずに市外に出てきっと苦労したのだから、地元にいる人間として、みんなが帰ってきて集う場面を作ることは地元民としての責務として考えるようになり、積極的に幹事を務めるようにしています。
今回の企画もそのようなところから出てきています。深川からプロアーティストが出ることは稀だと思っていましたが、最近は今回の出演者のように少しづつ増えてきました。
今回の企画もそのようなところから出てきています。深川からプロアーティストが出ることは稀だと思っていましたが、最近は今回の出演者のように少しづつ増えてきました。
地元在住のピアニスト真保さんは地元にいるので、結構以前からコンサートをサポートしてきていました。そして地元高校出身のビオラ奏者の後藤さんがいるということを知り30年前に「ふるさとコンサート」(今年7月23日開催)を企画、それが今回のコンサートの趣旨にも通じています。
プロアーティストになっても地元で活躍して生計が成り立つのは真保さんなどのようにごく稀。ほとんどは都会に行かなければ生計が成り立ちません。でもその方々も郷土への想いはとても大きなものがあります。でも地元がそれを受け入れる体制がなければ、その想いは成就させることができません。
「ふるさとコンサート」は当初は文化施設の自主事業でスタートしましたが、その後打ち切りになり、その後は地元の仲間の自主運営です。今回のコンサートも一部施設側のサポートはあったものの、ほとんどは自主運営です。どうぞ、行政側としてもこの企画の大切さを理解していただきたいと思います。
そして、来月は「ふるさとコンサート」です。郷土の多くのみなさんが暖かく迎えていただきますよう、お願いいたします。
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